ECSのLIVA-B3-2G-32Gを買ってubuntu14.04をインストールしてみた
4/25発売のECSのLIVA-B3-2G-32Gを早速購入してUSBメモリからubuntu14.04をインストールしてみました。
組み立て編
4月25日にECSから発売されたLIVAを朝から並んで買ってしまいました。
一番最初にレジに並んだので多分日本初の購入者です。
NUCも小さいですが、LIVAはNUCよりもさらに小さく、かつてVIAが出していたPico-ITX規格と同等サイズになっています。
NUCも好きですが、VIAのPX-10000Gを自宅サーバーとしてこよなく愛していた事もある私にとって、ある意味Pico-ITXの再来であるLIVAは買わないわけにはいかないものでした。
利用方法は後で考える。
しかいNUCやLIVAの登場でようやく時代がVIAに追いついてきた感があるので、VIAちゃんもそろそろクアッドコアnanoとS3chorome搭載したPico-ITX出してくれませんかね…。
内容物は以下の通り
・マザーボード
・ケース
・AzureWare AW-NB136N (M2インターフェースのWiFi/Bluetoothコンボカード)
・M2スロット用ネジ
・WiFiアンテナ2本
・ACアダプタ
・ドライバCD
・取扱説明書
・クイックガイド
・ユーザーガイド
BayTrail-Mの デュアルコアCPUと32GBのeMMCストレージとと2GBのDDR3Lがオンボードになっており、
メモリやらSSDやらへの投資は不要です。
というより、オンボードにしないと小さくできないって感じですね。
地味にURATのピンヘッダもあるので、何かに使えるかも。
5Vで動作するのですが給電ポートがmicroUSBです。
モバイルバッテリーで動かす事も想定しての事でしょう。
でも絶対これLANポートの位置で損してます。
LANポートのせいで実質的に高さが倍近くになってます。
これ場所なんとかならんかったのかなあ。
マザーボードの大きさ比較
隣にあるのはiPhone5です。
すばらしい小ささです。
組み立てついでに裏側も
裏側にはM2スロットがあります。
ケース上部を裏返しにして同じく裏返しにしたマザーボードを押し込むと、2箇所の爪でガチっとはまります。
特にネジ止めとかは必要ないです。
今回はWiFiを使う気が無かったのでしていませんが
M2スロットに付属カードとアンテナでWiFI環境のセットアップをする際にはアンテナのケーブルに注意してください。
ケース下部もネジいらずで押し込むだけではまります。
足の部分ははずせないみたいです。
完成
正面のオーディオジャックは地味にヘッドホンとマイクのコンボタイプになってます。
背面
ケースはそのうち3Dプリンタで自作したい。
とりあえず電源つけて見た、
さすがファンレスだけあって無音
本当にLEDが光るだけ
起動ロゴ
BIOS(UEFI)画面
設定可能な項目はかなり少ない。
ubuntuインストール編
当初は定番のUnetbootinを使って作ったブータブルUSBメモリによるインストールを計画していましたが
何をどうやってもインストーラがブートせず上手くいきませんでした。
結局、あれこれいろんなソフトを試した結果、Rufus(http://rufus.akeo.ie/)を利用することで上手くいくことが分かりました。
RufusはブータブルUSBの作成ツールで、日本語にも対応しています。
「パーティション構成とターゲットシステムの種類」の欄を、「MBR UEFIコンピューターのためにパーティション構成」にするのがミソです。
どうやらターゲットをUEFIに絞らないとLIVAがUSBメモリをブータブルメディアだと判断してくれないようです。
BIOS(UEFI)画面にてUSB Flashのブート優先度を上げておきました。
ブータブルUSBメモリは、私の環境だとUSB2.0のポートにさした場合はインストーラーがブートしてくれませんでした。
一方でUSB3.0のポートではインストーラーがブートできたのでこっちを使っています。
Welcome
eMMCが認識されています。
ちなみにですが13.10のserver版のインストーラーではeMMCが認識してくれませんでした。
14.04からネイティブでeMMCをディスクとして認識してくれるようになったのかな?←関連記事参照
インストール完了
さて、server版入れなおすか…。
広告